流血。

数週間前から手の乾燥が酷く、最近では指の腹の皮が捲れ、薄くなって痛かったのです。今日も相変わらず痛いなーなんて思いつつ、ふと手を見てみると指の腹がひび割れて、血が滲んでいました。どひゃー。乾燥してるだけならまだしも、傷までできると流石にちょっと気になるので、早速皮膚科に行くことにしました。
でもつい先日、処方箋を貰いに来たばかりだったので、先生に「あれ? この間、受診しなかったよね?」的な顔で見られ、ろこは少し気恥ずかしくなりました。わ、わひょ。でもまぁ気にしても仕方ないので、今回の症状が酷くなっていった経緯をかくかくしかじかと話し、手を診せました。すると「これはかなり治すの大変ですよ? 油が抜け切った上に皮が薄くなってますね……」と先生は困り顔。
その後、乾燥が始まった頃に何か思い当たる節はないのかを訊かれたので「1ヵ月ほど前に栗ご飯を作ろうと、一生懸命、栗の皮むきをしました」と答えると「それですね」と即答されてしまいました。やっぱりそうですか……。渋皮って言われるくらいですもんねー。多分そんな事じゃないかなーって、ちょっと思っていたのですよ。でも栗は年に1回食べるか食べないかだし、ちょっと位なら大丈夫かなーとも思っていたのです。まさかここまで酷くなるとは、栗の渋皮、恐るべし! というか、ろこ自身もうちょっと自分の体質に自覚を持つべきですね。しょんぼり。
そんな事を1人でもにゃもにゃ考えていると、先生が「乾燥だけじゃなく、傷にもなってるので、昼用と夜用の薬を別にしなくてはならないですね……」なんて呟きつつ、ろこの過去のカルテを見ながら処方する薬を考えてました。ええー!? 薬が2種類って面倒くさいー。それにろこはハンドクリームが苦手なのですよー。ベタベタするし、水を使う度に塗り直さなきゃいけないし、何より料理をする時に気持ち悪いじゃないですか? そんな不満を先生に伝えると、普段はとてもおっとり口調の先生なのですが「絶対にちゃんと塗らなくちゃ駄目です。これだけ酷くなってたら治るのに時間がかかりますから」と、少しきつい口調で注意されてしまいました。わ、わふぅ。駄々をこねてごめんなさい。確かにあまりにもカサカサだし、傷も痛いので、頑張って塗ってみようと思います。わふ。