『崖の上のポニョ』

今日は、映画の日なので『崖の上のポニョ』を観てきました。
ずっと楽しみにしていた作品なので、映画が始まると、期待と不安で物凄くどきどきしていたのですが、とても素晴らしい作品でした! 最初から最後まで、微笑ましくて笑ったり、感動して泣いたりし通しでした。わふ!
見所ですが、子供の無邪気さや優しさ、母と子、不器用な父、老人と子供など、本当にいろいろあって、上手く感想がまとめられないのですが、登場するキャラクターが、みんなそれぞれ微笑ましくて素敵だと感じました。わふふ。また、宗介の通う幼稚園と宗介の母リサが勤めるデイケアサービスセンターが隣にあるという設定も素敵です。最近、自治体によっては、こういった子供と老人の交流が行われているところもあったりするようですね。とても大切なことだと思います。わふ。
『ポニョ』を観て思ったのですが、この話は子供には難しいというか、多分、判らないだろうなーと思います。大人でも、人それぞれいろいろな解釈ができる、判りやすいような複雑なような、不思議な作品でした。でもアニメーションは綺麗、かつよく動くので、子供はポニョを観ているだけで楽しいのかもしれません。わふ。
そうそう。今日は映画の日、かつ夏休みなので、親子連れでいっぱいなのかなーなんて思っていたのですが、意外にも映画館は空いていました(まぁ元々穴場の映画館に行ったのですが)。今日、ちょっと驚いたのですが、最近のお母さん方は、子供と一緒に映画を観ずに、子供たちだけで観させるのですね。子供が映画を観ている間は、お母さんたちの大切な時間だったりするのでしょうか? わふ? まぁそれも大切なことなのかもしれませんが、『ポニョ』は親子で観るといいのになーと思ったので、ちょっと勿体無いと思ったり。わふぅ。
あと、どの家族のお母さんも「絶対に騒がないで、静かに観るのよ!」と子供たちに言い聞かせ、また子供たちはみんないいこで、上映中、ちゃんと言いつけを守って、大人しく観ていました。ろこの方が、泣いたり笑ったりとうるさかったんじゃないかと思います。わ、わふぅ。ろこ的には、子供が楽しむ映画なんだから、そんなにかしこまらずに、楽しいところは笑ったり、ポニョが出てきたら「ポニョー!」とか言ったりしてもいいのになーと思ったのですが、でも中には静かに観たい人も居るので、そこのところは難しい問題なのでしょう。わふ。でも最後に「崖の上のポニョ」がかかると、「ポーニョ、ポーニョ、ポニョ、さかなのこー♪」と歌っていたのが、微笑ましかったです。宮崎駿監督も本望ですよね。わふふ。
それにしても、広い映画館で四方を小さな子供たちに囲まれ、一緒に『崖の上のポニョ』を観るという不思議な経験をしたのですが、なんというかこの状況は、照れくさいというか、面白いというか、映画を観ている子供たちの反応を見るのもとても楽しくて、……うん、とても幸せでした。わふ。でも、姪(5歳)と一緒に観に行けたら、もっと幸せなんだろうなーと思ったりしました。わふふ。