講談社BOX情報。

講談社BOX公式サイトが更新されていました。
オリジナルコンテンツ内で『劇場版 空の境界』を製作されているアニメ製作会社ufotable社長近藤光さんによる「阿佐ヶ谷住宅問題」を題材にしたWeb連載『舞台は阿佐ヶ谷住宅』が掲載されています。イラストレーションは滝口禎一さん、彩色は海老沢一男さんです。
ろこは生まれは京都嵐山で、育ちはほぼ大阪。”ほぼ”というのは何故かというと小学4〜5年生の頃に1年半ほど愛媛県松山市に住んでいました。また大阪に住んでいるといっても子供の頃は1〜2年で引越しを繰り返すようなジプシー家庭で、やっとこ長く定住したところは東京に越してくる5年前に住んでいた某有名エロゲーの聖地でもある大阪府M市で、そこには14年ほど住んでいました。14年も住んでいると地元的な愛着も湧くだろうと思われるかもしれませんが、その頃にはすでに地元で遊ぶような年齢ではなく、やはり普段の買い物する場所だったり、職場だったりとよく通う梅田や難波の方に愛着が湧いてしまいます。
こんな似非大阪人のろこなので再開発問題というのは、なかなかピンと来ないのですが(生まれ故郷である京都嵐山が再開発にあうことはまず無いでしょうし)、今回近藤さんの『舞台は阿佐ヶ谷住宅』を拝読して、「阿佐ヶ谷住宅」がどんなところかとても気になり、少しインターネット検索して見てみました。いろいろなサイトの写真を拝見すると、とても懐かしいような素敵な写真が掲載されていました。そんな写真を拝見していると、『舞台は阿佐ヶ谷住宅』でもびわの実について描かれていましたが、小学校低学年の頃、友達と一緒に他所宅のびわの木の実をもぎ、家主に気付かれその怒号から逃げながら家に帰ったことや、学校帰りにやはり他所宅の玄関になっていたグミの実を友達と一緒に食べていたことなどを思い出しました。今、振り返ると怖いもの知らずですね……。
再開発問題はいろいろ難しい問題だと思います。でも今回『舞台は阿佐ヶ谷住宅』を拝読して、地元を持たないジプシーなろこですが、「阿佐ヶ谷住宅問題」がどういったものなのか興味を抱きました。これからどのように連載されるのかとても楽しみです。わふ!