『機動戦士ガンダム』第12話「ジオンの脅威」

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第12話「ジオンの脅威」を視聴しました。見ず知らずの人(イセリナ)に“仇”と呼ばれ、銃を向けられたショックからPTSDを発症しているアムロの姿に胸が痛みました。ホワイトベースザンジバルの追跡を振り切る際、雲の中に逃げ込むのですが、その中で雷に見舞われます。雷を知っているのは、以前地球で見たことがあるというランバ・ラルのみで、そのランバ・ラルでさえ恐れる雷をハモンは「これが噂の雷と知れば。木馬の追跡を」と冷静な判断をします。その後、ランバ・ラルが戦闘に出ている間もジオン兵たちに冷静な指示をします。わ、わほー。凄い人です。ガルマ国葬中継放送のギレン演説の間のシャアの反応、そんなシャアに接触してきたキシリアの親衛隊、自分の戦うべき相手が個人や兵器ではなく国家であることを初めて知るアムロなど、少し物語が動き始めてきたように感じました。またろこは先日、劇場版『機動戦士ガンダム』I・II・IIIの3作品を観てきたので、今後のアムロランバ・ラルの戦いが気になります。またセイラがギレン演説を観たあと、俯いてディスプレイから視線を逸らすのが印象的でした。胸中はとても複雑で辛いだろうと思います。わふぅ。
キシリア・ザビ
「例のシャアはどうしました?」
ギレン・ザビ
「ふるさとにでも帰ったんだろ」
「我々は一人の英雄を失った。しかし、これは敗北を意味するのか? 否、始まりなのだ! 地球連邦に比べ我がジオンの国力は30分の1以下である。にもかかわらず、今日まで戦い抜いてこられたのはなぜか! 諸君、我がジオン公国の戦争目的が正しいからだ!」
「一握りのエリートが、宇宙にまで膨れ上がった地球連邦を支配して五十余年、宇宙に住む我々が自由を要求して、何度連邦に踏みにじられたかを思いおこすがいい。ジオン公国の掲げる、人類一人一人の自由のための戦いを神が見捨てる訳はない。私の弟、諸君らが愛してくれたガルマ・ザビは死んだ。なぜだっ!?」
「戦いはやや落ち着いた。諸君らはこの戦争を対岸の火と見過ごしているのではないのか? だが、それは罪深い過ちである。地球連邦は聖なる唯一の地球を汚して生き残ろうとしている。我々はその愚かしさを地球連邦のエリートどもに教えねばならんのだ。ガルマは、諸君らの甘い考えを目覚めさせるために死んだ! 戦いはこれからである。我々の軍備はますます整いつつある。地球連邦軍とてこのままではあるまい。諸君の父も兄も、連邦の無思慮な抵抗の前に死んでいったのだ! この悲しみも怒りも、忘れてはならない! それをガルマは、死をもって我々に示してくれたのだ! 我々は今、この怒りを結集し、連邦軍に叩きつけて初めて真の勝利を得ることができる! この勝利こそ、戦死者全てへの最大の慰めとなる! 国民よ立て! 悲しみを怒りに変えて、立てよ国民!! ジオンは諸君らの力を欲しているのだ!! ジーク・ジオン!!」
ランバ・ラル
「うろたえるなっ! これが地球の雷というものだ」
「以前に地球で見たことがある。大丈夫だハモン……。もっとも、こんなに間近で見ると恐ろしいものだがな……」
ザクとは違うのだよ……。ザクとは!」
《ハモン》
「はい。でも、これが噂の雷と知れば。木馬の追跡を」
アムロ・レイ
「このヘルメットおかしいですよ。苦しいんだ」
「こ、こいつ、違うぞ!? ザクなんかと装甲も、パワーも!」
「こ、これが……敵?」
「独裁?」
シャア・アズナブル
「坊やだからさ」
「親衛隊の者だな?」
「においだな……。キシリアの手の者か?」
《ジオン国民》
ジーク・ジオン! ジーク・ジオン! ジーク・ジオン! ジーク・ジオン……」
ブライト・ノア
「何を言うか! ザビ家の独裁をもくろむ男が、何を言うのか!?」