『機動戦士ガンダム』第27話「女スパイ潜入!」

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第27話「女スパイ潜入!」を視聴しました。劇場版では編集されている回です。冒頭でアムロが新兵器Gパーツ使用例(GファイターGアーマー、Gスカイイージー、Gブルなど)のプレゼンテーションを行うシーンがあるのですが、劇場版では全てカットされています。今回の見所のほとんどはカイとミハル兄弟と言っても過言じゃないでしょう。戦災孤児であるミハルが幼い兄弟を養うためにジオン軍のスパイをせざるをえない状況に胸が痛みます。そんなミハルにシャアはホワイトベースに潜伏させることを命じますが、シャアは全てのスパイ要員の境遇までは把握していないでしょう。しかしながら次回に続く悲劇を思うと、ろこは劇場版を視聴したとき、以前のガルマ謀殺のこともあり、シャアに対して「なんて手段を選ばない冷酷な人なのだろう」と感じました。カイは「軍人なんて性に合わない」と言ってホワイトベースを降りますが、ミハルに「うちにおいでよ」と声をかけられたときから、ミハルがスパイであることに勘付き、さり気無く探りを入れつつも、戦災孤児であるミハル兄弟のことを思い、あまり支障がない程度の情報をミハルに伝えます。正しいか正しくないかではなく、カイの性に合わないと言いながら軍人であり、また民間人の苦労も判るという人間味のあるキャラクターがろこは好きです。わふ! そしてカイは予想以上にホワイトベースが攻撃され、苦戦している様子を見て、ホワイトベースに戻りガンタンクに搭乗し、アムロが苦戦していた最後のズゴック一機の攻撃に加担し、見事ズゴックを倒します。「軟弱者」と言われるカイですが、ろこは彼はけして軟弱者ではなく、自分自身についてとても考えている人だと感じました。わふ。あと他に気になったことは、今回、カイがホワイトベースに必ず戻ってくると確信していたのはセイラだけじゃないかと感じました。その理由に、カイがホワイトベースを降りるとき、アムロ、セイラ、フラウ、カツ、レツ、キッカ、ハロに見送られるのですが、その時セイラだけが軽い感じで手を降ります。そしてカイがホワイトベースに戻って来た際にも、セイラは軽く「あら、お帰りなさい。カイ君」と言います。セイラは全てお見通しといった感じでしょうか? そしてカイもセイラには見通されているのだと自覚しているように感じました。わふ。そんな素敵なカイなので次回を視聴するのが胸が痛みます。今回、ミハルが兄弟に「仕事に行ってくる」と告げるのですが、今までとは任務の重さが違うということを自覚しての別れの言葉でしょう。戦災孤児なのに、なぜ生活をするために戦争に巻き込まれなくてはならないのでしょうか。あまりにも悲しすぎます。ふわわわーーーん。
カイ・シデン
「しゃあねえなあ。軍人なんてお堅いのは、性に合わねえんだから」
「そういう言い方好きだぜ、アムロ。ま、元気でやれや」
「おう! 死ぬんじゃねえぞお」
「いいのかい? ヘヘッ、訳ありだな」
「それじゃあ、空家に兄弟三人潜り込んでるのか?」
「ヘッ! よく仕込んであるよ」
「ほんと……、嫌だねえ」
ホワイトベースなあ、夜にはここ出るぜ」
「右のエンジンが手間取ってるらしいんだ。あそこを狙われたらまた、足止めだろうけどさ」
「いいじゃねえか……。弟や妹の面倒を見ているあんたの気持ちは、よく判るぜ」
「空襲か? ホワイトベースが攻撃されている? ミハルが知らせたにしちゃ、早すぎるようだけど……」
「信じてやるよ、おまえらの言うことはな……」
「俺にはもう関係ねえんだよなあ。ドンパチなんか……」
「関係ねえよ! し、しかしよう、チクショウ! なんで今更ホワイトベースが気になるんだい!」
「ほんと……、軟弱者かもね……」
「とにかく連中ときたら、手が遅くて見てられねえんだよ! 止まれ! 軍の者だ、止まれ! あとで基地まで取りに来てくれよ、いいな?」
ガンタンクはどうしたんだ!? ガンタンクは!? うわっ」
「あるじゃねえか!? どうしたんだよお!?」
「……しゃあねえな」
「これ以上好きにはさせねえぞお!」
「よう! アムロのこの工具、一銭にもならねえってよ」
「やあ! セイラさん。皆さんの見てるのつらくってね、ヘヘッ」
アムロ・レイ
「カイさん、僕はあなたの全部が好きという訳じゃありません。でも、今日まで一緒にやってきた仲間じゃないですか」
《ミハル・ラトキエ》
「兵隊さん!」
「その様子じゃ、軍艦を追い出されたのかい?」
「泊まるとこないんだろ? うちへおいでよ」
「まさか。二、三日ならいいってことさ。あたし、ミハルってんだ。弟と妹がいるけど、いいだろ?」
「あんたの乗ってた軍艦だけどさあ」
「すごいんだろ?」
「そうか……、宇宙船なの……」
「いいかい? あいつが外に出たらすぐ姉ちゃんにしらせんだよ!」
「カイさん……」
「カイさん……」
「判ったわ。やるよ! 弟たちを食べさせなくちゃなんないからね」
「恐くなかったかい?」
「あいつは!?」
「なんか言ってたかい!?」
「頑張れ……? カイさん……」
「さ、お前たち! 姉ちゃん、仕事に行ってくる。今度はちょっと長くなるかもしれないけど、いいね? お金は、少しずつ使うんだよ。置き場所は誰にも教えちゃいけないよ!」
「この仕事が終わったら、戦争のない所に行こうな、三人で……。辛抱すんだよ、二人は強いんだからね!」
「……思い出させちゃたかね」
シャア・アズナブル
ゴッグで攻撃を掛けている間に107号を木馬に潜り込ませろ」
《ミハル妹》
「姉ちゃん……。姉ちゃん、母ちゃんの匂いがする」
セイラ・マス
「あら、お帰りなさい。カイ君」