『機動戦士ガンダム』第32話「強行突破作戦」

公式ガンダム情報ポータルサイトGUNDAM.INFO
『機動戦士ガンダム』全43話を1日1話ずつ無料配信中! 視聴はこちら!!
第32話「強行突破作戦」を視聴しました。劇場版では全てカットされている回です。前回、アムロに撃墜されたジオン軍ビグロパイロットであるトクワンの仇討ちをするために、ジオン軍モビルアーマーザクレロのテストパイロットをしていたデミトリーがシャアに無断で出撃します。ホワイトベースからはハヤトがガンタンクで出撃するのですが、アムロが「こちらでも考えてることがある」と言って出撃します。アムロは何を考えているのだろうと思っていたら、GアーマーBパーツにガンダム上半身を装填させて出撃してました。……アムロ。確かにビームライフルで撃墜できたけど、それはデミトリーに「まずはあの出来損ないから」と言われても仕方がないよ。わふぅ……。ホワイトベースクルーはみんなセイラの体調を気遣います。セイラはセイラで、ホワイトベースクルーが何かと兄であるシャアの話ばかりをするので、気疲れを起こします。そしてザビ家に復讐しようとする兄を肯定することができず、アムロに「シャアと戦えるだけのパイロットになるには」とたとえ話として訊ねます。セイラには自らの手でシャアのザビ家に対する復讐を止めたいという思いが心の片隅にあるのかもしれません。きっとキャスバルアルテイシアの頃には、穏やかで仲のいい兄妹だったと思われます。それを思うと胸が痛みます。それにしてもセイラはアムロの言う通り的確な判断のできるいいパイロットになっています。すでにアルテイシアホワイトベースを降りていると信じたいシャアが見たら驚くことでしょう。でも戦争を嫌っていたアルテイシアがいいパイロットになっていると知ったら、それはそれで悲しいことですね。わふぅ……。今回、カイも活躍していましたが、ハヤトが冷静な対応をしていたのが意外でした。みんないいパイロットになっているのですね。わほー。アムロは更に機動力が増していました。ホワイトベースクルーが”スカート付き”と呼ぶリック・ドムの残り一機を二刀流で撃墜し、その後すぐ残り一機のムサイをビームジャベリンで撃墜します。凄いよ、アムロ! わほー。ドレン率いるキャメル艦隊リック・ドム隊が殲滅されたと知ったシャアは、「あのドレンが、私の到着まで持ちこたえられんとはな……」と驚きを隠せない様子でしたが、そもそもドレンがシャアに「追いつけますか?」と訊ねたとき、シャアは「……ドレン。私を誰だと思っているのだ?」と高圧的に答えていた気が……。「シャア大佐が来る前になんとしてもとどめを」と頑張っていたドレンが気の毒に思いました。もしかしたらシャアはドレンをものすごく信頼していたのかもしれませんが、でもシャア、それはないんじゃないかと思いますよ? わふぅ。ところで最後に気になったのが、確かブライトは中尉なはずなのですが、スレッガーがブライトに対して「賛成だな、少尉」と言います。これって台本ミスなのでしょうか? わふ? 今後、ブライトが中尉と呼ばれるのか少尉と呼ばれるのか注意して視聴してみようと思います。わふ。
アムロ・レイ
「判った。こちらでも考えてることがある。ハヤトには先に出てもらってくれ」
「セイラさんは今でもいいパイロットですよ」
「おかしいですよ……、急に」
「無理です! そりゃザクタイプのときには僕でも戦えました。でも今は」
「セイラさん……、おかしいですよ」
「上か!? 下か!? ……下か!!」
「あとは、ムサイのみ!!」
デミトリー》
「ん? よし、まずはあの出来損ないから」
セイラ・マス
「はぁ……。事毎に兄さんか」
「私は認められない。兄さんのやり方」
「私ね……。どうしたら早く、いいパイロットになれるかしら?」
「お世辞はやめてよ、アムロ。私は、どうしても生き延びたいんだから」
「……私だって、シャアぐらいと」
「たとえ話よ、アムロ。……私があなたみたいならね」
「大丈夫よ、アムロザンジバルから発進したモビルスーツじゃないでしょ? 気分がクサクサしてるから、暴れてさっぱりしてくる」
「そう? さっきより元気よ、大丈夫」
「カイ! それにスレッガー中尉までガンタンクから離れるなんて……。敵と同じように分かれては勝ち目はなくなるわ」
「ハヤト、聞こえて? カイたちと共同であたらなければ無理よ! あの二人、自分たちだけで勝てると思っているわ」
シャア・アズナブル
「木馬を追っている。丁度お前の艦隊の位置なら、木馬の頭を押さえられる」
「……ドレン。私を誰だと思っているのだ?」
「あのドレンが、私の到着まで持ちこたえられんとはな……」
《ドレン》
「ご縁がありますな、木馬とは。判りました。追いつけますか?」
「申し訳ありません! 大佐。軌道変更! マイナス110。木馬を追撃するぞ!」
「シャア大佐が来る前になんとしてもとどめを」
《オペレーター》
「目標、Fライン通過。モビルスーツ・ドムタイプです。あのー、スカート付きの奴です」
ハヤト・コバヤシ
「こういうとき慌てた方が負けなのよねえ」
「了解です。僕とセイラさんでカイ、スレッガー機のうしろに付きましょう!」
スレッガー・ロウ
「賛成だな、少尉。Gファイターを傷つけてすまん。アムロ曹長にしかられたよ……」