病院に行ってきた

昨夜、休日病院の先生に「後日、掛かり付けの病院に行って下さい」と言われたのですが、東京に来てからというもの内科の掛かり付けの病院が無いので、ご近所で親切で評判だと言われている病院に行ってみました。
だるい身体に鞭を打って病院が始まる時間に行ったのですが、受付の人に1時間待ちと言われ、その上「でも見た感じ待てそうですよね?」と軽くあしらわれ、しょんぼりしつつも頑張って待っていたら、2時間半待たされる事に。その間にろこの症状は、来た時よりも悪化していました。ゲホンゲホン。でも診察室をノックしてフラフラ入って行くと、先生が「大変お待たせして、申し訳ないです」と一言くれたので、怒りは収まったろこでした。わふ。
頭が朦朧としながら、ろこは先月末から今日までの風邪の症状をかくかくしかじか説明すると、突然先生はろこの肩をバシンバシン叩きながら「今は胃腸風邪が大流行だからねー。大変だよー」と言い、また肩をバシンバシン叩くのです。ゲホッ。ろこの場合、11月中の風邪は喉風邪で比較的その内治る系らしかったのですが、喉風邪の症状が軽くなったので仕事に戻ったところ、職場で蔓延してたウイルスがお腹にまで入ってきたようです。しょんぼり。で、お腹を触診してもらったところ、かなり胃腸が弱っているらしく、「最近、何食べてたの?」とキラリーンと見据えられ、「うどんとポカリスエットです」と答えると、「うどん? それも駄目! 最低2日間は絶食! ポカリスエットも飲み過ぎるとそれもよくないので舐める程度にしなさい」と釘を刺されてしまいました。わ、わふぅ……。いやしん坊のろこには辛いお話です。それが表情に出ていたのか、すかさず「1週間くらい食べなくっても人間死にません。ダイエットにもなるからね」と、軽くあしらわれてしまいました。いやしん坊のおデブでごめんなさい。ふわわわーーん。
あと何故か先生に服装まで注意されてしまいました。特にヒップハングのズボンという訳でもなかったのに「そんな臍出しルックは止めなさい。お臍まで隠れるズボンを穿きなさい。あと腹巻をしなさい」と、こんこんと注意されました。お臍なんて出してないのにと思いつつも、「……はい」と大人しく返事をしておきました。すると突然先生が詰め寄ってきて、「腹巻、ちゃんと持ってるの? 持ってないならタオルでもいいから巻きなさい。それも無ければカイロを貼りなさい。それだけでもお腹の調子はよくなるから。判った? それしなかったら膀胱炎になるよ? 膀胱炎は辛いよ?」と、何度も念を押されました。なんだか、かなり信用されてない気がするなぁと思いつつ、膀胱炎を1度経験した事のあるろこは「膀胱炎は怖いです。ちゃんとお腹、暖かくします」と返事をしました。ろこ、言われた事はちゃんとする子ですよ? わふぅ。
大阪に居た頃の掛かり付けの内科の先生にも言われた事ですが、ろこは体質的に風邪が治りにくい人なのです。喉とか消化器系とか免疫力がかなり弱いのです。今日の先生もろこの過去の病歴を見て、「あなたのような人は、治ったと思っても次にまた病気にかかってしまうから、予防が一番です」と、子供に言うみたいに、「うがい薬は薄めでする事! あなたの喉は繊細ですから。 手洗いはきちんと! 腹巻もする事!」と最後の最後まで念を押されました。わ、わふぅ。
そんなこんなで、ろこの診察も10分以上はかかっていたと思います。そりゃ2時間半も待たされるはずだよなぁ……と、とても納得しました。今までに会った事の無いタイプのお医者さんです。わふぅ。多分評判がいいのは、じっくり話を聴いてくれてそうだからだろうなーと思いました。なかなかのキャラクターをお持ちの先生ですが、今後何かあった際にはここに通おうと思います。わふ。