「新本格からセカイ系へ、そしてゲーム的実存へ!?」

西武池袋本店イルムス館9階池袋コミュニティ・カレッジで行なわれた、東浩紀さん、笠井潔さん、海猫沢めろんさんのトークイベントに行ってきました。今回のイベントは東さんの『コンテンツの思想』刊行記念だったのですが、動機が不純ながら、ろこはどうしても笠井さんにお目にかかりたく参加しました。ろこは矢吹駆シリーズが大好きなのです。バルベス警部とナディア・モガール萌え。わふふ。ろこはきっと笠井潔作品をとっても間違った読み方をしてるんでしょうね……。しょんぼり。そんな感じのろこにはかなり場違いなイベントかもしれませんが、こういうのは行ける時に行っておかないと後悔しちゃいますからね。わふ!
リブロに電話予約した際、受付の人が「早い目に来ていただかないと混雑する」とおっしゃっていたので、ろこは期待と緊張の心持ちで余裕をもってリブロに着いたのですが、色々アクシデントがあったり、9階のコミュニティ・カレッジがダンジョン構造だったので「あわわ、あわわ」と混乱したりで、教室に着いたのは開始10分前くらいでした。その時点では半分くらいの席が埋まっていたかと思います。ろこは座席が前の方だと緊張するので、後ろの席を確保しました。あー、ヒヤヒヤした。わふぅ。そんな感じにろこはバタバタとしていたのですが、イベントは10分押しの始まりでした。
始まってすぐろこが感じた事は、この教室はトークイベント向きではないという事です。空調の音がかなり煩かったり、ドアの開閉音が大きかったりと、トークは聴こえ辛いし集中できないしで、ちょっと残念。普段は何で使ってる教室なんでしょう? わふぅ? そんなことより肝心のトーク内容ですが、イベントは『コンテンツの思想』の刊行記念という事でしたが、内容はあまりそれに沿ったものではなかったと思います。各自の自己紹介を終って早々、東さんが笠井さんと海猫沢さんに「東浩紀批評をどうぞ」的な振りをしたのに対して、笠井さんと海猫沢さんは戸惑っていらっしゃったように見受けられました。それ以降は、少し話は前後しながらも、デビュー当初の清涼院流水の評価、『SFマガジン』7月号宇野常寛の評論、佐藤友哉三島賞受賞について、「セカイ系」の次に来るものなど、色々興味深い事が語られていたりしたのですが、ろこは読んでいないものが多かったり、そもそも参加した動機が不純な場違い人間だったりで、上手くまとめられません。ごめんなさい。
ろこ個人の感想としては、まず笠井さんにお目にかかれたという事が嬉しかったのと、海猫沢さんの本は『左巻キ式ラストリゾート―ぷにふごEX (パンプキンノベルズ)』しか読んでおらず、どのような方か存じ上げていなかったのですが、たまに関西弁まじりの話し方をされたので、関西人なろこは嬉しくなったりしました。わふふ。ただ今回ろこの体調が万全じゃなかったので(最近微熱が続いてまして)、途中から頭があまり働かず、色々聞き逃してたりするのが残念です。しょんぼり。でも貴重なイベントに参加出来て、とても良かったです。わふ!

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