夢を見る。

姪(5歳)のことを考えていたからか、ろこが子供の頃の夢を見ました。
ろこは小学4年生の夏休み、家の事情で某県に引っ越したのですが、その翌年には父が単身赴任することになり、母と姉とろこの3人で生活することになったのです。多分、その頃の夢なのですが、ろこが母に「お城に遊びに行こう!」とせがんでいるのです。それも無邪気に明るく楽しげに。
実際、その頃のろこがどんな子供だったのか、今でははっきりとは思い出せないのですが、でも今日、夢で見たような無邪気さはなかったような気がするなーと、悲しい気持ちになりました。あの頃は「大阪から来た転校生」ということで、先生やクラスメイト、また近所に住んでいる人たちからも色々言われたりして、でもろこはそんなの全然気にしてない風を装うのに一生懸命だったし、父が仕事で忙しいのも判っていましたし、父が不在のときは母が大変そうだというのもなんとなく感じていたので、両親に無邪気に何かをせがむというのはなかったかな、と。
子供は子供なりの考えで色々頑張ったりしてしまうのですが、でも今振り返ると、もっと年相応に子供らしく、両親に無邪気に甘えていてもよかったのかも知れません。親不孝な子供だったのかなーと、あの頃以外のことも色々思い出して、ちょっと切なくなってしまいました。わふぅ。
それにしても、ろこは子供の頃の方が大人だったと思ったり。大人になった今の方が、両親に色々心配をかけさせてるのが、にんともかんとも。早くちゃんと両親に心配かけさせないよう、親孝行しなくちゃなー。わふぅ。