文学フリマ・ゼロアカ道場

先日、9日(日)に行われた文学フリマに行ってきました。目的は講談社BOX主催のイベント「東浩紀ゼロアカ道場」(公式サイト)第四回関門の課題である同人誌の購入です。
本当はイベント当日に感想を書きたかったのですが、イベントの熱気に興奮しすぎたり、当日は雨でとても寒かったので、少し疲れが出たのか今日の夜まで寝込んでしまいました。相変わらずのへなちょこ体質振りには、我ながらほとほと呆れてしまいます。わふぅ……。
そんなこともあって、今回のイベントはいろいろ感じたり思ったりすることがあったので、書きたいことはたくさんあるのですが、今もまだ体調が本調子じゃなかったり、それ以前にろこはあまり文章を書くのが得意ではないので、ろこなりではありますが少し感想を書かせていただこうと思います。わふ。
今回のイベントは、ろことって、とても記憶に残る1日でした。
ろこは以前のブログにも書かせていただいたのですが、批評や評論が難しく感じてしまい、縁遠い存在でした。でも「東浩紀ゼロアカ道場」第四回関門では、門下生の方々や道場破りの方々が、限られた期間で大きなプレッシャーを抱えながら制作された同人誌の中から「読みたい!」と思う同人誌に出会えました。評論や批評オンチであるろこが「読みたい!」と思う同人誌に出会えることは、本当に凄いことだと思います。
また「東浩紀ゼロアカ道場」第四回関門の審査は、道場主である東浩紀さんと講談社BOX部長太田克史さんの評価点以外に、販売部数が評価点に加算されるというものでした。一読者の購買が、門下生の方々や道場破りの方々の勝敗を決めてしまうのです。ろこは、ろこ自身が「読みたい!」と思う同人誌を推せる嬉しさを感じると同時に、全くの評論や批評オンチであるろこが、門下生の方々や道場破りの方々の勝敗を決めてしまうということに、文学フリマ当日が近付くにつれ重責を感じ、お腹が痛くなってきてしまいました。でも太田さんが仰っていた「押さえるんじゃない! 推しにこい!」の言葉に励まされ、心から「読みたい!」と感じさせてくださった、村上裕一さんと峰尾俊彦さんのチーム「最終批評神話」(id:BST-72-Chihaya)の同人誌『最終批評神話』と、斎藤ミツさんと文尾実洋さんのチーム「BL・やおい文学研究所」(id:BL801)の同人誌『腐女子の履歴書』を購入させていただきました。
感想の初めに、”今回のイベントは、ろことって、とても記憶に残る1日でした。”と書かせていただきました。それというのも、ひとつは評論や批評オンチであるろこが「読みたい!」と思う同人誌に出会えたこと、もうひとつは一読者でしかないろこが重責を感じながら、批評や評論が縁遠い存在だったはずのろこが門下生の方々や道場破りの方々が懸命に制作された同人誌を購買するという形で審査に参加することによって、今回の「東浩紀ゼロアカ道場」第四回関門で、少しではありますが批評や評論が身近に感じることができたからです。
東浩紀ゼロアカ道場」第四回関門を主催して下さった講談社BOXの皆様、道場主東浩紀様、門下生の皆様、道場破りの皆様、そして文学フリマ関係者の皆様。記憶に残る時間を過ごす機会をいただけたことに、心から感謝いたします。本当にありがとうございました。わふ!