『ニコニコチャンネルGTV』

今日20時から1時間、第4回実験放送がニコニコ動画で生放送されました。
番組案内には、

こんばんは、渡辺浩弐です。気楽に雑談しましょう。
と言いつつまたいろいろおかしなことを実験しながら放送します。
ちょっともたつくかもしれませんが、ご容赦のほど。

と書かれていましたが、『「ニコニコチャンネル GTV」設立準備コミュ』掲示板に渡辺さんが番組内容について書き込みをされていて、ライヴで小説を書かれるとのことなので、楽しみに視聴しました。
今回、執筆に使用されていたのは【K-CAFE】に置いてあるMacintoshiBOOK G4、アプリケーションはWordでした。普段はKING JIMのポメラやiPhonでも執筆されているそうです。今回、横書きで入力されていたのですが、確かポメラも横書きだったと思いますし、iPhonでも執筆されるとのことなので、普段から横書きで入力されていらっしゃるのかもしれません。わふ。
今日、執筆された作品はショートショート3作です。視聴者の方々が画面上見やすいようにとのご配慮から、100文字縛りでの執筆で見事に100文字で執筆されていました。これがプロなのですね。凄いです。わふ! ライヴで渡辺さんの新作が拝読できるというのも贅沢なのですが、作品のアイデアは既に渡辺さんの中にあるものの、視聴者コメント案も採用されたりと、本当に贅沢な執筆作業風景と作品を拝見することができ、楽しく、また面白かったです。ろこは一番初めの作品が解釈によってはとてもゾクリとくる作品だったので、お気に入りです。わふ!
今日も【K-CAFE】には様々な作家の方々が集っていらして、後半はその作家の方々のひとり、佐藤友哉さんが渡辺さんとトークをされていました。佐藤さん曰く、「『この作品はあなたに向けて書いてます』と言いながら、それは実際は嘘であなたに向けて書いていない。でもニコ動では、あなた(限られた視聴者)に向けて書くということが出来るかもしれない」というような旨のお話をされていました(あ、でも、まったくニュアンスが違っていましたら、申し訳ないです)。また過去にそのようなことをしたことがあるのかとのお話で、昔、イベントで400文字詰め原稿用紙1枚1枚に作品を書かれ、ファンの方々にプレゼントするというのをされたことがあるそうです。わ、わほー。贅沢です。
その他にも作家が読者に作品を提供するということについて真面目なお話があったり、「執筆の速度を上げるには?」などの執筆作業についてのお話もあったりしたのですが、いつも通りろこは駄犬クオリティなので上手くまとめられなくて、申し訳ないです。
番組の最後にちらりと仰っていたと思うのですが、実験放送は今回が最後で、次回からは本放送らしいですよ? 今後の本放送も楽しみにしております。わふ!