父、退院する。

父は先月24日(水)に心嚢液貯留で緊急入院し、29日(月)に心臓のまわりをとりかこむ袋である心嚢に針を通して心嚢液を取り出す処置(心腔穿刺)をしたのですが、排液した心嚢液が正常な色ではなく血液の色をしていたため悪性の可能性が高いということで、排液した心嚢液の分析検査、腫瘍マーカー、造影剤を使用したCT検査、PET検査などなど、いろいろな検査をした結果、腫瘍は出てこなかったとのことです。また白血病やリンパ腫の疑いもないとのことでした。本当に良かったです。ふわわわーーーん。ふわわわーーーん。ふわわわーーーん。
腫瘍の疑いはないということで退院はできたものの、今後、心嚢液貯留が再発しないとも限らないので、月に一度の検査は必要だそうです。退院したといっても、体調が完全によくなったという訳でもないですし、梅雨も明けてこれから夏に向けて暑くなり体力も奪われがちなので、検査を受けるのも大変だと思うのですが、父には頑張って検査を受けてもらって、これからも健康でいて欲しいと思います。わふ!
ただやはり気になることは心嚢液貯留になった原因(それも血液まじり)が判明しなかったことなのですが、父が入院した某総合病院の主治医の説明では、心嚢液貯留では原因が判らず、そのまま快方に向かうことが多いそうです。またろこは先日、最近の疲れが出たのかお腹の調子が悪かったため、たまにお世話になっている内科を受診したのですが(ここの院長はよく話を聴いてくださり、無駄な薬は処方しないというとても名医で、もともとは消化器外科医らしいです)、その際に父の話をすると心嚢液貯留についていろいろ話をしてくださったのですが、心嚢液の分析検査は病院によって分析項目(?)が違うらしく、どこの病院にかかるかで心嚢液貯留の原因が判ったり判らなかったりするようです。そのお話を伺ってろこは「折角大阪に住んでいるのだから、国立循環器病センターを紹介してもらえたらと思ったのですが……」と素人考えを言うと、「それは難しいですよ」と言われました。そういうものなのですね。わふぅ……。ただ腫瘍や急性心膜炎ではないのであれば、そう心配することはないと言われました。ろこのお腹の診察だけでなく、父の話まで聞いてくださった上に、いろいろと教えてくださって、とても安心しました。わふ!
最後になりましたが、『ろこ日記。』を読んでくださり、今回の父の入院の件でご心配くださった皆さまに心から御礼申し上げます。本当にありがとうございました。今日、夕方に父の携帯電話に電話したところ、まだ本調子ではないことと検査は続くのが大変だとは言っていましたが、とりあえずは大丈夫とのことでした。もうしばらく家で静養して落ち着いた頃にでも改めて連絡をくれるとのことでした。今回、心嚢液貯留の原因は判らなかったのですが、父自身はストレスで抵抗力が弱っていたところにウイルス感染したのではと考えているようです。日々のストレスもそうですが、これから夏に向けて体力が奪われ抵抗力も低下し易い季節でもありますので、皆さまもくれぐれもご自愛くださいますようお願い申し上げます。わふ。