『機動戦士ガンダム』第7話「コアファイター脱出せよ」

公式ガンダム情報ポータルサイトGUNDAM.INFO
『機動戦士ガンダム』全43話を1日1話ずつ無料配信中! 視聴はこちら!!
第7話「コアファイター脱出せよ」を視聴しました。不安の中での緊迫したガルマとの戦いあと、未だ確固たる自信がある訳でもないのに、それでも積極的に突破口を開こうとするアムロの健気な姿に思わずほろりとなりました。アムロ、凄いよ。わふ! 何かと冷やかしを言うカイですが、ろこは彼が憎めないのです。けして戦闘に非協力的ではないですし、戦闘後のアムロにちゃんとねぎらいの言葉もかけていますし、多くの人が考えるであろう本音を言えているキャラクターなのだと思います。わふ。避難民の方々は宇宙移民を余儀なくされて辛い思いをしてきた中、もうすぐ地球へと帰れると思っているのになかなか地球の地を踏めない辛さと焦りはとても切ないものがあります。セイラの冷静な指示かつ励ましは、何も言い返せない説得力がありますね。凄い人です。わ、わほー。今回、意外だったのはシャアの動揺でしょうか。第6話「ガルマ出撃す」ではホワイトベース内の混乱と意思疎通ができてない様を観ているのが辛かったのですが、今回は避難民の暴動はあったものの、隊員たちの結束は少しずつ増している気がしました。わふ。
カイ・シデン
「へえ、悪かったかい? でもよ、食料はどうするんだい? 戦闘できない人達が百人もいるんだぜ」
「いつまで敵と根比べをつづけてても始まらねえでしょう。アムロの提案をやってみたら?」
「おうおう、言ってくれるねえ」
「よう、ホワイトベースから出たら奴らの攻撃を覚悟しといた方がいいぜ」
「そう。俺は軟弱者だ。腹を立てるほどの人間じゃないのさ」
「気にすんなよ、アムロ
《避難民》
「無理やり宇宙移民をさせられた我々が二度と帰ることのないと思っとった地球へ帰れたのじゃ。着陸もできずに終わったら死に切れんというものじゃ。そうは思わんか? 皆さん」
「あんたさんが、いや、ここにいる皆さんも全力で戦っておる。そのつらさはわかっとるつもりじゃが、しかし、わしら年寄りの愚痴で言ってるんじゃないんだ。我ら、地球の大地を」
「わしらをここで降ろしてくれ」
「それまでの命の保証を誰がしてくれるんです?」
アムロ・レイ
「言い出したのは僕です。失敗しても犠牲者は一人ですむはずです」
「失敗すると決まった訳じゃないでしょう」
「ハヤト。ブライトさんもミライさんもセイラさんもリュウさんもいるんだ。ホワイトベースのことは任せられると思ってるよ。僕は自分のできることをやるだけだ」
「も、もう、いいですよ。……っう」
「あなた方は自分のことしか考えられないんですか?」
「誰が自分だけのために戦うもんか。皆さんがいると思えばこそ戦ってるんじゃないか。僕は、もうやめますよ?」
セイラ・マス
アムロ、聞こえて? あなた、ガンダムで空中戦をやる自信あって?」
「大丈夫、自由落下で1分以上空中にいられるのよ。あなたならできるわ」
「生き抜きたくないの、アムロ? ホワイトベース着艦。急ぎなさい」
アムロ、誰だって自信があってやっているんじゃないわ。でもねアムロ、あなたには才能があるわ。自信を持って。ハッチ開くわよ」
シャア・アズナブル
「地球での自由落下というやつは、言葉で言うほど自由ではないのでな」
「なに? で、では、今まで私の見ていたのは、敵のモビルスーツの一部分の性能という訳なのか? あ、あれで……。では、こ、今後どう戦ったらいいのだ? ガルマ」
「……りょ、了解」