『機動戦士ガンダム』第17話「アムロ脱走」

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第17話「アムロ脱走」を視聴しました。ろこ、第17話はいろいろ見所があって好きです。まずアムロアムロなりに自分の得意とする分野で、より戦闘を有利にするにはとブライトとは違う視点で考えている点。カイがそんなアムロを気にかけたり、ミライの仕事を代わったりする点。ランバ・ラルがガルマの仇を討つことによって、自分が昇進し、部下やハモンの生活の安定を考えている点。ランバ・ラルの部下コズンが短時間でホワイトベース内のモビルスーツの把握、脱走、ホワイトベース通信室からギャロップへ情報の伝達する点。ブライトが司令官としての意見を述べる点などなど、各キャラクター、それぞれの特性などが描かれている回だと思いました。わふ。今回、アムロはデータ収集をし、シミュレーションをしたりと、本当に頑張っていたと思います。ただブライトがいう”軍規”も確かに必要なことだとは思うので、もうちょっとブライトもアムロと上手くやっていけないものかと思ったりもしました。あの言い方では、まだ16歳のアムロです。やりきれないと感じることでしょう。ただ、ブライトもまた、まだ19歳なんですよねぇ。そう考えると、ホワイトベースクルーは本当によく頑張ってますね。わふ。
カイ・シデン
「えらくご熱心じゃねえか。何やってんだ?」
「けどよう、捕虜の言ってたグフって新型のモビルスーツにはどうにもなるまい?」
「ほーう。さすが、アムロ君ね」
「代わろうか?」
アムロ・レイ
「戦闘シミュレーションを作ってるんです」
「手に入れたザクのおかげで具体的な性能が判ったんです。その数字とガンダムの性能を組み合わせて、今より正確な戦闘のパターンを作れないか、試しているんです」
「ザクの性能より20パーセント増しでやってます」
「いいぞ、ハヤト。この程度の地上基地ならこのガンタンクの機動力と火力で十分に対抗できる。用兵の問題はまだブライトさんには判りはしない。なんでもかんでもガンダムで戦わせればいいってものじゃない」
「ハヤト、よく狙え! このガンタンクの性能ならドップなんか……」
「ザ、ザクめ! 計算より動きが速いぞ!?」
「ハヤト、後退する! 動いてる相手にガンタンクは不利だ」
「だ、駄目だ……。コンピューターのパターンだけでは追いつかない。データーが甘いのか?」
「要塞攻撃にはガンタンクが適していたのは間違いありません」
「軍規!?」
「わ、判りますが、僕ら、軍人なんですか?」
「完全に失敗か……。ザクもグフも操縦者とか環境でまるっきり動きが違っちゃうってことか……。根本的にやり直さなくっちゃいけないのか……」
「ブライトさんとミライさんが僕は不必要だって言うんだ。だから……船を降りるんだよ」
ランバ・ラル
「お前の言う通り、今度の作戦はザビ家の個人的な恨みから出てはいる。しかしだ。この戦いで木馬を沈めて、ガルマ様の仇を討ってみろ。わしは二階級特進だ。わしの出世は、部下達の生活の安定につながる」
「お前のためでもある。ザビ家により近い生活ができる」
「コズン……。うまく逃げおおせてくれよ」
「グフが三機あればとは思うがな……。コズンが脱出してきたら救助してやってくれ」
《コズン・グラハム》
「素人どもめ。ろくな身体検査もしないで」
ムスタング2、ムスタング2、こちらコズン。木馬より発信!」
ガンダムガンタンクガンキャノンの三つのタイプが存在する。木馬にはこいつが各一機ずつしかない。戦闘機の存在は不明だが……」
ブライト・ノア
「兵士には作戦全体を見通すことができる訳ないんだ。命令は絶対に守れ! 軍規違反だ」
「そう。戦いには必要なことなのだ」
「それを判ってやったら、皆殺しにあう」