『機動戦士ガンダム』第18話「灼熱のアッザム・リーダー」

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第18話「灼熱のアッザム・リーダー」を視聴しました。今回のアムロは気の毒でした。前回、ブライトにガンダムパイロットとして不適格者であると言われ、ショックを受けたアムロは、勝手にガンダムに搭乗しホワイトベースを降りました。その後、アムロは偶然ジオン軍の鉱山基地を発見し、それをレビル将軍が言っていたオデッサ作戦の場となる鉱山と早合点し、アムロなりにブライトやミライに自分は必要な人間であると認めてもらうため、ひとりでジオン軍鉱山基地を叩きます。その後ガンダムアッザムは戦闘になるのですが、キシリアが見切りをつけて鉱山基地を自爆させ撤退していく様子を見て、アムロ地球連邦軍が大規模に立てている作戦を自分ひとりでやり遂げたと勘違いし、喜びます。でもその喜びも束の間、爆破されたあとの鉱山基地から何か有益な情報はないかと探るのですが、その時にアムロが壊滅させた鉱山基地は、たくさんある鉱山基地のひとつに過ぎなかったと気付き、愕然とします。そんな中、キシリアに見捨てられたジオン軍負傷兵に遭遇し、傷の手当てをしたあと、連邦軍ジオン軍の援助隊が来るからと発炎筒をジオン軍負傷兵に渡します。しかしジオン軍負傷兵の方が現実を認識していて、そんなアムロの希望的観測な発言を「まさか……」と自嘲気味に笑い、そしてアムロに「パイロットなら敵に甘すぎると、命がいくらあっても足らんぜ」と忠告します。確かに無断でガンダムに搭乗しホワイトベースを降りたのは問題行動でしょう。ブライトの言う”軍規”も確かに重要ですが、前回はアムロは自分の得意分野を生かして戦闘シミュレーションを繰り返していましたし、今回は早合点ではありましたが、自分は不必要な人間ではないということを証明するために孤軍奮闘します。またキシリアさえ見捨てたジオン軍負傷兵と会話することによって、戦争というものがどういうものかを改めて認識したりと、今回のアムロは成長があったとろこは思うのです。ただ、アムロの早合点の攻撃によってオデッサ作戦がより困難なものになる代償は大きいのですが……。それにしても今回のセイラの物言いは酷すぎます。セイラの場合はまったくの私事でガンダムに無断で搭乗し、捕虜と接触をしたのです。そんな自分のことは棚に上げておいて「アムロ、今ごろ英雄気取りでしょう」はないと思いました。セイラ……。恐ろしい子! 今回印象的だったシーンは、キシリアは自軍の兵士がたくさん残っている鉱山基地を国家機密保持優先のため自爆させるのですが、アムロが偶然出くわしたジオン軍負傷兵は「もうじき連邦軍かジオンの救助隊が来るでしょう」というアムロに対して、自嘲気味に笑うところでしょうか。とても胸が痛みます。ふえ。あともう1つは、ガンダムが喋るのを初めて聞きました。典型的な甲高く抑揚のないロボットヴォイスなのですが今後も喋るのかな? わふ? 次回はランバ・ラルとハモンが登場します。ろこはこの二人が好きなのでとても楽しみです。わふ!
カイ・シデン
「そりゃお前、脱走者は死刑に決まってらあな」
セイラ・マス
「必要ならば、そうするってことよ」
「でもリュウ。このままアムロの我が侭を通させる訳にはいかないわ」
アムロ、今ごろ英雄気取りでしょう」
アムロ・レイ
「これだな、レビル将軍オデッサ・デイで叩こうというジオン軍の鉱山って。ザクは一機も置いてないようだな。これならできる!」
ガンダムでここを潰せば、連邦軍の軍隊が動かなくってすむ。もうブライトさんにもミライさんにも口を出させるもんか!」
「やった……。やったんだ! フフッ、連邦軍が全力で潰そうっていうジオンの基地をやったんだ……」
「第102採掘基地。第102採掘基地、だって!? 僕がやったのはたくさんある採掘基地の、ひとつだったっていうことなのか!? レビル将軍が叩こうとしてるのはこんな鉱山じゃないのか!? もっとすごい鉱山のことなのか!? ちくしょーうっ!」
「もうじき連邦軍かジオンの救助隊が来るでしょう」
「血は止まったようです。これ発煙筒ですからね。助けが来たら使うといいですよ」
「来ますよ。希望はいつも持ってなくちゃ。では」
「命がいくつあっても足りないか……」
キシリア・ザビ
「これまでのようですね。機密保持のため、基地を爆破しなさい!」
「構いません! なによりも国家機密が優先します」
ジオン軍負傷兵》
「まさか……」
「もし、お前さんがあのモビルスーツパイロットなら、信じられんがね……。パイロットなら敵に甘すぎると、命がいくらあっても足らんぜ」