『機動戦士ガンダム』第36話「恐怖!機動ビグ・ザム」

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第36話「恐怖!機動ビグ・ザム」を視聴しました。劇場版ではカットや編集がされている回です。今回は観る前から胸が痛んでつらい回です。ドズルとスレッガーの死に胸が痛みます。最初から最後まで泣き通しでした。ドズルのひと言ひと言には、重みがあり、ぼろぼろと涙が出てきます。ドズルはガルマが亡くなったときも一番悲しみ、今回は妻子を脱出させ、また部下をも脱出させ、ドズル自らビグ・ザムを操縦し、ひとり地球連邦軍に特攻します。軍人の中の軍人と言えるでしょう。またスレッガーもビグ・ザムによる損害を拡大させないために特攻をかけます。テレビ版ではアムロと一緒ですが、劇場版では彼ひとりで特攻をかけていました。「悲しいけど、これ戦争なのよねえ」という言葉が、本当に悲しすぎて涙が止まりません。地球連邦軍ジオン軍も、理想や誇るべきもの、守るべき人、愛すべき人がいるのです。そのために戦っているのは判ります。でもやはり愛する人には死んで欲しくないです。生きていて欲しいのです。ゼナやミライの胸のうちを思うと、あまりにも悲しすぎて胸が痛みます。戦争なんて、なければいいのに……。ふわわわわわーーーーーん。
ブライト・ノア
「ミライ少尉! 戦闘中の個人通話は厳禁だが……。水臭いぞミライ、君のことを見守るぐらいのことは、この僕にだってできるつもりだ」
「君の気持ちは判っている。が、僕はいつまでも待っているよ」
ミライ・ヤシマ
「中尉……。怪我はないようね」
「よかった……」
「中尉!」
「死なないでください」
「スレッガー」
「嘘って……、嘘だって言えないのね? アムロ!?」
スレッガー・ロウ
「少尉、やめましょうや。迂闊ですぜ」
「ミライ少尉、人間、若いときはいろんなことがあるけど、今の自分の気持ちをあんまり本気にしない方がいい」
「俺は、少尉の好意を受けられるような男じゃない……」
「俺にとっちゃあ、……少尉は眩しすぎるんだ。世界が違うんだな」
「安物なんだがね、おふくろの形見なんだ。空でなくしたら大変だ、預かっといてくれよ」
「指輪を頼むよ! 少尉!」
「行くぜ! アムロ曹長
「つもりもへったくれもあるものか。磁界を張っているとなりゃ、接近してビームをぶち込むしかない」
「こっちのビームが駄目なら、ガンダムビームライフル、そしてビームサーベルだ。いわば三重の武器があるとなりゃ、こっちがやられたって……」
「私情は禁物よ。奴のためにこれ以上の損害は出させねえ。悲しいけど、これ戦争なのよねえ」
アムロ! 下から突っ込むぜ!!」
「まだーーーーーっ!!」
《ラコック》
「閣下はどちらに!?」
「し、しかし、残存艦隊も発進しつつあります、閣下自ら出ることは……」
「は、閣下も御武運を!」
ドズル・ザビ
ビグ・ザムで打って出る。モビルスーツにこうも入り込まれたら」
「甘いな、すべての戦力を叩き込まねばならんところまで来ておる! ……ゼナ、ミネバ、無事に逃げおおせたか?」
「私も生き残りのリック・ドムとザクを率いてソロモンを出る!」
「おう、貴様もな」
ビグ・ザムは主力艦隊に特攻する。その前に各自脱出命令の発光信号を上げろ」
「戦力をズタズタにされすぎた。遺憾ながらソロモンを放棄する。操縦系を切り替え私の所へまわせ。お前らも各個に脱出しろ」
「無駄死にはするな! ドムとザクがいる、それに引いてもらえば戦場から抜けられるぞ」
「ようし! 発光信号上げい! ビグ・ザムは私が預かる! フフフ、こうも簡単にソロモンが落ちるとはな……」
「わははは! なめるなよ!? このビグ・ザムは長距離ビームなどどうということはない。私の道連れに一人でも多く地獄に引きずり込んでやるわ」
「はははははっ! 見たか!? ビグ・ザムが量産の暁は連邦なぞあっという間に叩いてみせるわ」
「やられはせんぞお!! やられはせんぞ、貴様ごときに、やられはせんー!! ジオンの栄光! この俺のプライド! やらせはせん!! やらせはせん!! やらせはせんぞーっ!!」
マ・クベ
「大佐、ソロモンの戦いは深刻のようだな」
「脱出ロケットなぞ構わずに!」
「……判った。回収しろ」
「ソロモンが、落ちたな……」
ジオン軍大佐》
「失礼だが、マ・クベ殿は宇宙の兵士の気持ちを判っておられん」
「このような時、仲間が救出してくれると信じるから、兵士達は死と隣り合わせの宇宙でも戦えるのです」
《ゼナ・ザビ》
「ミネバ……。味方の、艦隊ですよ。ああ……! 助かったのよ」
「ああっ……!!」
アムロ・レイ
「あっ、圧倒的だ……」
「中尉ーーっ!?」
「やったなあっ!!」