悴む手で物思う。

今日は朝から快晴だったので、せっせとベランダで洗濯物を干しました。
ろこは干す前に皺伸ばしに一旦洗濯物を畳むのですが、今日みたいな寒い日に濡れた洗濯物を触っていると、手が悴んで指先の感覚が無くなり、作業が大変です。なので、悴んだ指先を吐く息で温めながら作業をしていたのですが、そんな事をしながら、昔に比べたら随分楽になったよなーと思いました。
ろこが小学校2年生頃に住んでいた家は、今と同じく洗濯機がベランダにあった上に、まだ洗濯機が2槽式で、洗濯やすすぎが終わる度に洗濯物を洗濯槽から脱水槽、脱水槽から洗濯槽へと入れ替えなければならなかったのです。その頃、両親が忙しかった事もあって、ろこはよくお手伝いで洗濯をしていたのですが、背が低いので、洗濯槽に落っこちそうになりながら洗濯物を取ったり、また力も無いので、絡まって団子になった洗濯物を取り出すのは一苦労でした。
そんな事を思い出すと、全自動洗濯機を使っている今なんて、ちょっと手が悴むくらい、たいした事じゃないですよね。軟弱者になったもんです。反省。でも自画自賛ですが、子供の頃のろこは偉かったなーと、ちょっと思ったりしました。わふふ。