サイン会に行ってきた。

今日、秋葉原の【有隣堂】で行われた、島田荘司さんの『Classical Fantasy Within』(講談社BOX)刊行記念サイン会に行ってきました。数日前から、島田さんにお会いしたら本の感想を述べようとか、述べるって言ったってなんて言えばいいのとか、もにゃもにゃ悩んでいたのですが、とうとう何の心の準備も出来ないまま当日を迎えてしまいましたよ? わ、わふぅ……。
島田さんにお会いできる嬉しさから、早い目に行っておこうと、秋葉原駅に着いたのは集合時間30分前だったのですが、今日はろこ1人で来たので、まず駅で迷子になり(昭和口って普段使わないから判らないのですよ)、【有隣堂】についた後もイベントスペースが判らずキョロキョロしてたら、どんどん時間が過ぎ、結局イベントスペースに着いたのは集合時間の5分程前でした。時間は間に合ったものの、かなり余裕を持たせていたにも関わらず、このクオリティ。我ながら情けなくなってしまいます。しょんぼり。
集合時間の5分前(開始20分前)は、まだそんなに人は集まっていなかったのですが、集まっていた方々の殆どが男性なのが意外でした。ろこ的には女性ファンが占めてそうなイメージだったので……。開始直前になると、急に人が集まりだし、女性の姿も先程よりも見られたのですが、それでも7:3の割合でやっぱり男性の方が多かったんじゃないかなーと。ただその頃のろこは既にどっきどきの緊張状態だった為、あまり周りが見えてなかったので、もしかしたら違うかもです。わひょ。
そうそう、今回新たな発見がありました。ろこはサイン会とかあまり行った事が無いので、他の方が島田さんとどう接しているのかを参考にしようと見ていると、結構カメラを持参される方がいらっしゃるんですね。島田さんだけを撮っていたり、島田さんと一緒に撮って貰っていたりしてました。あと、カメラを持参されている方は女性が多かった気がします。ろこは写真を撮る事はあっても、あまり撮られる側にはならないので、ちょっと意外に思いました。でも誰かと一緒に写真を撮るのっていうのは、やっぱり女性の方が多いのかしら? わふぅ?
そうこうしている内にろこの番になったのですが、島田さんを目の前にすると、直前まで頑張っていた”何を話すかのシミュレーション”なんてぶっ飛びました。なんか物凄い舞い上がって、テンパりながら、『CFW』の感想とか、続きが待ち遠しいですとか、思ってる事をわたわた挙動不審ながらも一生懸命話した様な気がします。すると島田さんはとても紳士な方で、サインをしながらも挙動不審なろこの話にちゃんと相槌を打って下さいました。感動です。それだけでも充分幸せだったのに、最後におもむろに立ち上がって、手を差し伸べて握手をして下さいました。わ、わほー!! 驚きですよ。感激ですよ。でも悲しい事に、ろこはその時、手が緊張で汗べっとべとだったのですよ。急いでズボンでゴシゴシ拭いたのですが、それにしたってじっとりですよ。もう本当に恥ずかしいやら、申し訳ないやらで、折角島田さんと握手が出来ているにも関わらず、ろこはまともに島田さんのお顔を見ることが出来ませんでした。情けないです。礼儀知らずです。そんな風に心の中で自分を責めながら立ち去ろうとすると、島田さんが「写真はいいですか?」と声をかけて下さいました。わ、わほー……。僥倖です。でもろこは残念ながら携帯電話のカメラしか持っていないので、泣く泣くお断りし、お礼を述べて立ち去りました。折角のチャンスだったのに! ろこは馬鹿ですよ! ふわわわーーーん。所詮ろこは駄犬クオリティなのですよ。ふわわわーーん。
……こんな感じに、ろこは相変わらず挙動不審だったり、準備が悪かったりしましたが、島田さんはとても素敵な方だったので、とても幸せな時間でした。わふ!

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