『機動戦士ガンダム』第8話「戦場は荒野」

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第8話「戦場は荒野」を視聴しました。今回はぼろぼろと泣いてしまいました。何かと冷やかしを言うカイですが、第7話でもけして戦闘に非協力的ではないですし、戦闘後のアムロにちゃんとねぎらいの言葉もかけていますし、ろこはカイがとても人間味があるキャラクターで憎めないのです。今回、地上戦は初めてなのにガンキャノンで果敢に戦闘し活躍していました。わふ! またジオン軍トロール兵機長がペルシア親子に物資を支給したり、アムロガンダムからその様子を見てジオン軍トロール兵がガンダムの存在を「見つけなけりゃいいのに」と思いつつ攻撃せざるを得なくなったり、アムロの攻撃で傷ついたジオン軍トロール兵をペルシアが傷の手当てをしたりと、ジオン軍トロール兵機長もアムロも民間人は巻き込みたくないのだという描写がされていて、とても切なかったです。また折角ペルシア親子は故郷St.アンジェに帰ったと思えば、以前の面影が跡形もないというのも切なかったです。ふえ。そんな中、シャアだけは冷静沈着かつ無慈悲です。今後のシャアの動向が気になります。わふ。
《ペルシア》
「コウ君? あなた男の子でしょ? このくらいのことで泣かないの。ごらん、これが地球よ」
「ここがあなたのお父様の育った所なのよ。お父様はあなたがいくらでも威張れるような立派な方だったの」
「実は、私達をここで降ろしてもらいたいんです」
「この先にあるSt.アンジェは私の夫の故郷なんです」
「ご無理は承知の上です。でも私はこの子を父親の故郷で育てたいんです」
「覚悟はできてます。どんなことがあってもこの子を大地で育ててみたいんです。こんな気持ち、あなたには判らないでしょうね」
「戦いはどうなってんでしょう?」
「どちらが勝っても負けても、私のように夫を亡くす人がこれからも大勢出るんでしょ」
「ありがとうございます」
「えっ!? ここが……、ここがSt.アンジェ!?」
アムロ・レイ
「母親ってみんなあんなもんかな?」
「地球には住んだことはありませんから」
「見つけなけりゃいいのに」
「あの親子はSt.アンジェに着けたんだろうか?」
シャア・アズナブル
「違うな。ミノフスキースクリーンの上に地形を利用した強力な妨害網を引くつもりだ。こうだな。となれば、ミノフスキー粒子の効果は絶大だ」
「どうもお坊ちゃん育ちが身に染み込みすぎる。甘いな」
「これで勝てねば貴様は無能だ」
「湖に着陸した輸送機からモビルスーツが出てくる。私ならそうする」
「挽回するチャンスはまだある。それに、我々指揮官は最前線で士気を鼓舞しなければな。次は私も行かせてもらおう」
ガルマ・ザビ
「どんなに強力な誘導兵器も使わせんということか」
「フフ、これなら必ず勝てる」
「あっああ……。こ、このような失態を姉上になんと言って報告したらいいのか……」
カイ・シデン
「俺達はどうでもいいんだとよ」
「すぐ済むからね」
「ああ。戦場になる地形も見てきた。やってみるさ」
「ちぇっ! もう少し高度を下げてもらえないのかい? セイラさん」
「やってみるよ。セイラさん」
「お、俺だって! 俺だってぇ!!」
「ヘッ! 俺にだってこれくらいはな」
ジオン軍・パトロール兵》
「機長、子供が手を振ってますよ」
「あの親子が気になるんでしょう? 怒られますよ」
「戦いはどうなってんでしょう?」
ジオン軍・パトロール兵機長》
「ん? あの親子はどこへ行くつもりだ? この先は何もないぞ」
「ガルマ大佐はまだお若い。俺達みたいな者の気持ちは判らんよ。よし、行くぞ」
「さあな。どちらが勝つか」
「我々は原隊へ戻らなければなりません。今夜は救助カプセルで休むといいでしょう」
「ぼうず、強い男になって母さんを守ってやれよ!」
「ここが一年前までSt.アンジェのあった所です。奥さんは湖の仲間の所にお帰りになった方がいいでしょう」